正しいお参りの仕方って?
神社参拝の場合
- 鳥居のくぐり方
- 鳥居には、一般の社会と神域を区切る結界のような役割があるとされています。つまり、神様のゾーンに入る玄関のような場所なので、一礼をしてからくぐりましょう。
また、参拝を終えて境内を出るときも、社殿に向き直って一礼をするのが丁寧とされています。
- 参道の歩き方
- 参道の真ん中は「神様の通り道」と言われているので、少し左右に寄って歩くのが良いとされています。横切るときは頭を下げたり、真ん中で神前に向き直って一礼したり、敬意を表しながら通ると良いでしょう。
- 手水の取り方
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- あらかじめハンカチを用意して、浅く一礼してから手水を始めます。最初にすくった水ですべての工程を行うため、十分な量をくんでおくのがポイントです。
- まずは右手でひしゃくを持って水をすくい、左手を洗いましょう。ひしゃくを左手に持ち換えたら、同様に右手を洗います。
- そしてもう一度、右手にひしゃくを持ち換えたら、左手に水をためて口をすすぎます。ひしゃくがない場所では、最初に両手を洗って、そのまま両手に水をためて口をすすぎましょう。
- 口をすすいだ手は再度洗います。ひしゃくを持っている場合は、ひしゃくを両手で静かに立てて柄の部分を水で洗い流し、元の場所に戻してください。
- 最後にハンカチで口と手をふいて、浅く一礼したら手水は終了です。
- 参拝の仕方
- 参道を進んでご神前に進み出たら、賽銭箱の前で会釈し、お賽銭を入れましょう。金額にルールはありませんので、そのときの気持ちや語呂合わせで決めても問題ありません。
二礼二拍手一礼をして参拝し、会釈をしたらその場を退きます。二礼は、深いお辞儀を2回すること、二拍手は拍手を2回打つこと。そのあとにきちんと両手を合わせながら、心を込めてお祈りをします。そして両手を降ろし、深いお辞儀を1回、これが一礼です。
お祈りのときのポイントは、自分の住所と名前を神様に告げ、感謝を伝えてお願いをすること。どこの誰かわからなければ、神様もお願いを叶えられませんからね。また、一方的にお願いをするのではなく、神様に日々の感謝もお伝えしましょう。
お寺参拝の場合
- 山門のくぐり方
- お寺の入口である山門は、俗世との境を表しています。これより向こうは境内になりますので、静かに合掌をしながら一礼した後、敷居を踏まないように入りましょう。また、参拝を終えて境内を出るときも、山門の前で一礼をしてください。
- 手水の取り方
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- あらかじめハンカチを用意して、浅く一礼してから手水を始めます。最初にすくった水ですべての工程を行うため、十分な量をくんでおくのがポイントです。
- まずは右手でひしゃくを持って水をすくい、左手を洗いましょう。ひしゃくを左手に持ち換えたら、同様に右手を洗います。
- そしてもう一度、右手にひしゃくを持ち換えたら、左手に水をためて口をすすぎます。ひしゃくがない場所では、最初に両手を洗って、そのまま両手に水をためて口をすすぎましょう。
- 口をすすいだ手は再度洗います。ひしゃくを持っている場合は、ひしゃくを両手で静かに立てて柄の部分を水で洗い流し、元の場所に戻してください。
- 最後にハンカチで口と手をふいて、浅く一礼したら手水は終了です。
- 参拝の仕方
- 本堂についたら、静かにお賽銭を入れましょう。鰐口(わにぐち)という仏具がある場合は、これを鳴らすことで仏様に「参拝に来ました」とお伝えします。
本堂の外から参拝をする場合は、背筋を伸ばすことを意識し、まっすぐに伸ばした指を合わせて合掌、上半身をかがめて深く一礼をします。
本堂の中に入れる場合は、正面からご本尊に向き合い、同じように姿勢を正して合掌をしてください。
また、お焼香がある場合もあります。回数は宗派によって異なるので、分からなければ1回でも問題ありません。
献灯台があるときは、お賽銭を入れてろうそくに火をともします。お線香に火をつけたら手であおいで火を消し、お線香は香炉に立てるか寝かせましょう。
以上は一般的な参拝の仕方ですが、作法は宗派によって異なります。事前に宗派を調べたり、お寺の方に直接確認してみたりすることも大切です。
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